Pto6(ぴーとろっく)

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どうもPto6(ぴーとろっく)です。

今回は、昨日行われたUBM春選抜2018句潤優勝したという知らせを聞いて、思わず見返してしまったバトルについて書きたいと思います。

そのバトルとは、昨年行われた同大会UMB2017 THE CHOICE IS YOURSでの準決勝における名勝負【MOL53 vs 句潤】です。それでは、この戦いをバトルリリックから改めて振り返ってみましょう。

【MOL53 vs 句潤 UMB春選抜2017】

句潤vsMOL53 

【句潤】
Le Le Le Let's a Game
お前となら楽しめそうな
Gameになりそうだな
今夜は来てよかったな
お前とマイク交わせて本当よかったな
っていうヤツがいるベスト4
俺もベストポジション狙いに来てるぞ
I'm “句”に“潤”う応答せよ
MOL53いいヤツ 皆共鳴しとけよ
俺らがこうやりマイクセッション
16小節じゃ物足りないけど~
まだまだやりたいな
Beat's CELORY この音調子良いYeah
8ビートよりもフル活用
お前とセッション
言葉で悪用じゃなくて活用
皆を幸せにしよう
ARTイコール感動

【MOL53】
Beatの谷間で目を覚ます
俺とお前の付き合い長いはず
だけどマイクを握った俺はHus(tler)
MUSICでCASH稼ぎ出す
これはUMBならULTIMATE
最後俺は1番上に立てる
と自負してるLyric吐き出せる
これは毒素 お前にゃまだ足りねぇ
この壁は高けぇ
お前が俺の上に上がりてぇなら
このSlow downのBeats乗せな
俺はBeatの谷間でWake up Wake up
目を覚まして自分が誰だ
感じた時にはもう遅かった
マイクを握ってスペル並べた
M.O.Lだぜ お前黙らす

【句潤】
吸う say 吸う吸う
スパッと吸う
スペース割り込み出す
“句”に“潤”って
ルールなんてなくて
BLUE through SWAN
からルートは地元045
Ai?俺はそうやりこうやり
Slowならどうでもいいけど
儲かりまっか?金稼ぎまっか?
Answer 俺が今日稼ぐ番さ Yeah
そして遊び出したら止まらない
毎日毎夜 日中夜も
お前と含めて会いたいな
K.E.NまたPV撮ってくれや
そうなる話 仲間と仲間
Face to Face
Place to baseで
この場でSpace
Spellなんて今はない
お前とはやりたいここで会った

【MOL53】
覚えてる最初会った渋谷WW
その時はBEST8
俺が勝った 軍配上がった
その時に分かった
今日は句潤君 Good Byeだ
hey yo 俺はその倍先を見る
俺たちの光 その時代が来る
ため息の数 涙は流さず
俺は自分自身 芯はぶっとくブラさず
そして突っ込むやり方
俺はもちろんこれしかわからない
勉強も何もできない数式も解けない
だけどマイクありゃお茶の子さいさい
余裕で先を見据える今
優勝しか狙ってねぇよ仲間
金を回そう俺らの共感
日本語ラップ俺らは枠外でもヤバイ

勝者:MOL53


今振り返るとこのバトルは、この年UMB春選抜の王者となるMOL53と、翌年同大会で王者となる句潤が顔を合わせたという意味深い戦いです。しかし、そんなことをいちいち言い添えなくてもよいほどに、このバトルは背景抜きで見ても十分に見応えがあります。

私はこのバトルがもともと大好きだったのですが、今回のようにバトルリリックの書き起こしをしようとは考えていませんでした。といいますのも、このバトルは文字で読んでも意味がないだろう、と以前はそう考えていたからです。

MOL53句潤。その両者とも、MCバトルにおいても自身の音楽性を追求する誇り高きMCです。それゆえに彼らのバトルは、華麗なフロウと巧みなビートアプローチ抜きでは語れない、音楽性の高いものになっています。だからこそ、彼らのバトルを文字起こししたところで、その面白みが全く伝わらないのではないかと私は考えていたのです。

しかし今回、実際に書き起こしをしてみて自分の思い違いに気づくことがきました。実力者同士によるビートアプローチ勝負においては、音で聴いて凄いのはもちろん、文字として読んでみてもその凄さがわかるのです。彼らのような高次元な戦いにおいては、即興で音楽を奏でるのは大前提で、その上で何を言えるかが重要となってくるんだと痛感させられました。

以前までは、ただただ音楽的に気持ちの良いバトルだ、という印象しか持っていなかったのですが、文字として改めて味わってみると、それぞれが唸るようなラインを数多く放っており、両者でしっかりと対話していることがわかりますよね。句潤の代名詞とも言える16小節×2本DJ CELORY の最高のビートの上で、2人とも気持ちよさそうにラップを繰り出しています。

ちなみに、バトルにおいてもビートに対しアートスティックに振る舞うこの二人ですが、私はそのアプローチ方法においては両者異なる印象をもっています。単なる個人的な捉え方なのかもしれませんが、ビートに対しMOL53からは“常にベストな乗り方をしよう”という姿勢を、句潤からは“誰もしたことがない新しい乗り方をしよう”という姿勢を感じるのです。

この戦いにおいても、その傾向が若干表れているように思います。ただ、今回のバトルに限って言えば、両者ビートアプローチに優れた者同士での戦いとなった為、バトルが進むに連れて互いに触発され、どちらも“相手よりすごい乗り方をしよう”という感情が全面に表れているように感じます。

お互いがお互いのことを認め、リスペクトしているからこそ、そのような想いが芽生えるのだと思います。このバトルでは、開始前、バトル中、終了後、いずれにおいても両者に笑顔が見られ、相手に対して支持を表す振る舞いが見られました。このように互いに敬意が払われているバトルは、見ていて本当に気持ちが良いですよね。

さて、そんな今回のバトルにおける赤字箇所としては、観客に強い印象を残したであろうMOL53のパンチラインを選ばせてもらいました。思わず真似したくなるほどカッコいいラインですよね。MOL53らしい言葉のチョイスに唸ってしまいます。どちらが勝ってもおかしくなかったレベルの高いこのバトルにおいて、勝敗を決したと言っても過言ではないほど重要なラインだったのではないでしょうか。

そして、このラインから着地に至るまでのMOL53の見事な畳み掛けには思わず舌を巻いてしまいます。しかしながら、それにも関わらず決して“MOL53の圧勝”という印象が残っていない、ということから見ても、このバトルがいかに拮抗していたかということがわかりますよね。本当にどちらも甲乙つけがたい、素晴らしいバトルだったのではないでしょうか。

さて、今回は句潤のUMB春選抜優勝の速報を受けて、前回大会の名勝負【MOL53 vs 句潤】のバトルを書かせてもらいました。

また今回このバトルから得た気づきから、これまで書き起こしを躊躇していた“音として味わうべきバトル”たちについても、今後書き起こしを検討してみようかなという気持ちになりました。それらについても、これまでどおりマイペースに記事にしていければいいなと思います。

それでは、今回はこのへんで。

関連記事【UMB2017春選抜DVD】


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最終更新日2018-03-22
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Comments - 2

There are no comments yet.
湯川  
歴史

2011年リベンジの対戦を経て二人が王者になったことを考えると感慨深いですね。
あの時ダースさんに53さんが勝ってたらとか、たまに妄想してしまいます。

2018/03/21 (Wed) 19:39 | EDIT | REPLY |   
Pto6(ぴーとろっく)  
Re: 歴史

> 2011年リベンジの対戦を経て二人が王者になったことを考えると感慨深いですね。
> あの時ダースさんに53さんが勝ってたらとか、たまに妄想してしまいます。

コメントありがとうございます。
句潤がついにビックタイトルを獲ったということで、私もつい感慨深くなってしまいました^^
この二人はその後KOKでもぶつかっていますが、当たるたびに良いバトル見せてくれていますよね。
どちらも音源とLIVEを主戦場としている二人ですが、願わくば今後もバトルの活動も続けて欲しいなと思います。

2018/03/25 (Sun) 14:36 | EDIT | REPLY |   

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