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日本語ラップ・MCバトルの“今”を語るブログ

動画を投下㉕(Tokyo Village by NewJackSkillz (焚巻×DJ DAI))

どうもPto6(ぴーとろっく)です。

今回は、先月末に配信が開始された、焚巻DJ DAIのユニットNewJackSkillzの新曲【Tokyo Village】について書いていきたいと思います。一聴したときから心奪われてしまった楽曲です。

それではいってみましょう。

【Tokyo Village by NewJackSkillz】


“一つしかない釜の飯の奪い合い
・・・下らねえ
その椅子には座らねえ
座るなら仲間と笑えるソファ”


とにかく、なんてカッコいいんだというのが最初の感想でした。焚巻の声とフローが軽快なトラックと抜群の相性で絡み合い、心地よい聴き心地を聴く者に与えてくれます。

タイトルに敢えて“Village”とつけていること、そしてフックでは“Urban染まらずにMyway”と歌われていることからも想像できるように、本楽曲は“東京という大都会の中で自分らしく生きていく”というテーマで作られている楽曲なのですが、楽曲自体はまさにUrban(都会的で洗練された)な雰囲気に仕上げられているのが実に面白いなと思いました。

そんなUrbanな雰囲気を作り出しているのが、NewJackSkillzのプロデューサーFReECOolの作るお洒落で洗練されたトラックです。エフェクトをかけたギターの軽快なカッティングが楽曲にポップな勢いを与えながらも、ベース音とビートでしっかりとHIPHOPサウンドとして仕上げられているというところが、実にバランスの良い名トラックだと思います。間奏で入るDJ DAIのスクラッチも気持ち良いですよね。

そして、そんな最高のトラックの上に乗る焚巻のラップ。私は本楽曲で焚巻というラッパーの魅力を再確認することができました。

その魅力的な、絶妙なアクセントを配置した滑らかなフロー、そして、紡ぎだすその言葉たち。そのすべてがHIPHOPミュージックをやる上での最高のエッセンスとなり、結果、彼が発する言葉すべてにHIPHOPを感じてしまいます。同業者だったらきっと嫉妬してしまうのではないかと思うほど、焚巻にはラップをする上での天性の才が備わっているように私には思います。

テレビ効果で一躍有名になったにも関わらず、その後も浮かれた様子も見せずに、それまでと変わらず着々と己の道を突き進もうとするその姿勢やマインドにも、私は強くHIPHOPを感じてしまいます。この楽曲のリリックからもその精神を強く感じますよね。ブームや流行に決して左右されず、長いものに巻かれることなく、自身の信じるやり方で新たなセントラルを作り出す。そんな心意気に私は焚巻のカッコよさを感じてしまいます。

NewJackSkillz LIVE映像


LIVEでは得意のフリースタイルも披露しているようです。フリースタイルにおいても、楽曲のときと同じように、吐き出す言葉のひとつひとつからHIPHOP要素を感じてしまいますよね。上記のLIVE映像にはフロアの最前列でLIVEを見つめる輪入道の姿が確認できます。同じくフリースタイル形式のLIVEを得意とする輪入道も、焚巻に自身と通じるものを感じたのかもしれませんね。私にとっても二人は、自身の道を突き進むカッコ良さを見せてくれる、大好きなMCたちです。

小さなライブハウスでのLIVEを積み重ねる彼ら。まさに“現場叩き上げ”という言葉が似合う彼らですが、彼らの魅力はアンダーグランドばかりに留まるものではないと私は思います。現に地上波フリースタイルダンジョンでは、普段HIPHOPを聴かない多くの人たちをも感動の渦に巻き込み、その魅力を伝えてくれました。般若と戦った一戦は、これまで長く続いている番組史上においても、未だに超えるものが現れないほど、人々の記憶に深く残っている一戦です。

そんな彼の魅力が、これからも楽曲やLIVEを通して、多くの人達に伝わってもらいたいなと思います。そして彼らが作る楽曲には、それを実現できるだけの十二分なポテンシャルとパワーが、備わっているように私には思えるのです。

NewJackSkillz 

さて、今回はNewJackSkillzのデジタルシングル【Tokyo Village】をご紹介しました。今年リリース予定の焚巻の1stアルバムにも収録されるそうです。これまでもいくつかの楽曲を公開している焚巻ですが、そのどれもが楽曲ごとに異なり、とてもバラエティに富んだ内容になっています。アルバムもとても素晴らしいものになるのではないでしょうか。非常に待ち遠しいですね。

では、今回はこのへんで。








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