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日本語ラップ・MCバトルの“今”を語るブログ

このDVDが良い雰囲気④(UMB 2014 GRAND CHAMPION SHIP Part1)

どうもPto6(ぴーとろっく)です。

ついに【UMB 2014】のDVDが届きました。
昨日一通り見ましたので、感想を書きたいと思います。

UMB

私はこの2014でUMBのDVDは5枚目になります。R指定が本戦に出てる大会をすべて持っているってことですね。そう思うと、今回大会で引退が濃厚な「R指定のUMBの歴史」、いや「UMBにおける“R指定”時代篇」がこれで完結したことになります。

さて、大会を通して特にインパクトを受けたMCについて書いていきたいと思います。書きたいことが多すぎるので、2回→3回に分けて紹介していきたいと思います。今回は「UMB 2014特集Part1」としてMC3名をご紹介します。

<ふぁんく>
ふぁんく

<ふぁんく>はこの大会で、更に好きになりました。やはり、上手い。あのR指定ですら「自分なんかより、ふぁんくの方がラップ上手い」と評価するほどのラッパーとして間接的には知られていましたが、今大会で完全に全国に名を轟かしたと思います。以前このブログでも、この大会での活躍ぶりを楽しみにしていましたが、正直期待以上でした。

【UMB 2014 FINAL DVD Trailer】の紹介記事はこちら

ふぁんくは“ライミングスキル”“多彩なフローバリエーション”“安定したリズムキープ”“熱いバイブス”といったフリースタイルの基本能力が高い上に“独特のユーモア”というプラスαを乗っけた凄まじいラッパーだということを本大会で証明しました。

強いて弱点を言えば「ラップの持久力」と「モチベーションの不安定感」くらいでしょうか。まぁ、あれだけ延長を繰り返せば(vs MC松島戦では延長3回!笑)体力が減らされて当然ですが。

ちなみに、ふぁんくの今大会のベスト試合は「vs MC松島 延長3回目」です。これはバトルではなくライブです!超必見です!完全にオーディエンスを虜にしてます。

きっと彼が本気出したら化け物級のラッパーだと思います。さすが梅田サイファーの王様的存在ですね。彼の音源も大好きなので、いつかブログ記事で紹介したいと思います。

<MC松島>
まつしま

そんなふぁんくと延長に次ぐ延長で合計4回にわたる「8小節×4本」を繰り広げた<MC松島>も、本大会で大きく全国に名を広めたMCだと思います。

彼は高い基礎能力の上に“スタイリッシュなライミング”“抜群の安定感”を兼ね備えた“クレバーなバトル巧者”だと思いました。

私は、クールなラップを冷静沈着に繰り出す彼のバトルスタイルの大ファンになりました。去年はUMB本戦での実況ツイートで話題になっていましたが、本大会ではMCとして話題をかっさらったと思います。

ふぁんくとの延長3回目では「半ば投げやりでフロー重視な支離滅裂ラップ」に走りがちになるふぁんくを、うまくフォローして会話を繋ぎ止め、二人でタッグを組んでオーディエンスを最高潮までもっていっていました。

この試合後に、彼らは本当にマイメンになったのではないでしょうか。それほどまでに、ふたりの相性は抜群に噛み合っていました。それは、バランス感覚と相手に合わせられる器用さを持ったMC松島の功績といえるでしょう。

とにかく、MC松島もこの大会で大好きになったラッパーです。

<呂布カルマ>
カルマ

彼はなんといっても“別次元のワードセンス”“異様で不敵なオーラ”“特出した個性”といった面で他のラッパーとは一線を画します。一回戦から敗れた準々決勝まで、大会を大いに盛り上げていました。そしてバトル以外のパフォーマンスでは本当に笑わしてもらいました。笑

UMBのPODCASTで晋平太は、「呂布カルマが本大会のMVP」というような発言をしていました。本戦後のツイッター上でも、「呂布カルマが優勝だろ」といったつぶやきが多かったです。

というのも「本大会一番の物議を醸した試合」呂布カルマ vs R指定があったからでしょう。

【R指定 vs 呂布カルマ】のバトルリリックはこちら

正直、この試合内容だけを見て「勝者R指定」という判定を聞いても、そこまで違和感がないように思います。もちろん、勝負はほぼ五分五分なので「延長」となるのが一番納得感はありますが。

この勝負は本当に好みの問題で、完全に評価が二手に別れると思います。が、それだけに内容だけ見るとどちらが勝ちでも不思議ではないかなと思います。

ただ、判定の際のオーディエンスの声の大きさ、これはDVDで聞くと、本当に互角の大きさに聞こえます(もしくは呂布カルマの方が大きかった?)。そして、R指定の勝利が決まった後のブーイングの声も本当に多かったです。

もちろん、DVDとステージから聞こえる声の大きさは異なると思いますが、この判定の声を聞いてしまうと、「この試合は延長にすべきだった」と言わざるを得ません。なにより“疑惑の判定で勝ってしまったR指定”が不憫すぎます。勝ち判定後のもやもや感満載のR指定の顔が印象的でした。

先週のpodcastのR指定インタビューでも「その後の試合でも引きずった」と言っていました。また会場のR指定ヘイターも間違いなく増えてしまったでしょう。R指定のためにも、呂布カルマのためにも、そして観客のためにも、この試合は延長にして欲しかったなと、思いました。

まぁ、それは別にしても、純粋にこの対決でもう一試合見たかったです。王者R指定にここまでのダメージを残した呂布カルマ。本大会で最も殺傷能力の高いMCだったと私は思います。



さぁ、まだまだ書きたいMC、大活躍したMCは多々いますが、今回はこのへんで。次回も引き続き【UMB 2014】について書きたいと思います。お楽しみに。

ではでは。

【UMB2014特集Part2】はこちら

[追記]2回に分けて記事にするつもりでしたが、書きたいことが多すぎて3回になりました。ご了承ください。

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