Pto6(ぴーとろっく)

Pto6(ぴーとろっく)

どうもPto6(ぴーとろっく)です。

今回は、先日MVが公開されたKICK THE CAN CREWの新曲【住所 feat. 岡村靖幸】について感想を書いていきたいと思います。

【住所 feat. 岡村靖幸】


夏休みも後半戦に入ったのですが、その初日に公開されたこの曲のメロディが、未だに耳から離れません。脳内BGMとしてヘビーローテーションされ、ふとした瞬間に思わず口ずさんでしまいます。

きっと夏休み特有の高揚感と、このダンサブルで陽気なリズムが絶妙にマッチするのでしょう。楽曲全体にどことなく気怠い空気が漂い、それを奮い立たせようとする展開からも、夏独特の雰囲気を感じられます。

KICK初となる“圧倒的ラブソング”と銘打たれた本楽曲。その普遍的なテーマもさることながら、このキャッチーでポップなメロディと展開には、多くの人が魅了されてしまうのではないでしょうか。

MCUによる抑制の利いた詩的なラインからはじまり、LITTLE軽快なライムが徐々に勢いを与えていく。その後KREVA岡村へと繋ぎ、サビへと入っていくのですが、なんといってもここの展開がたまりません。

メロディはKREVAが手掛けたとのことです。それを聞いて、私は彼の才能を改めて痛感させられました。サビへと繋げるブリッジの素晴らしさたるや。楽曲の起承転結の“転”が、これでもかというくらいに効いていますよね。

トラックはKREVAと蔦谷好位置による共作ということですが、これがまた素敵です。まさに家の中でずっと流しておきたくなるような居心地の良さを纏っています。もうすぐ2歳になる私の娘もこの曲が大好きなようで、家の中で流す度、はしゃぐように踊っていました。

そしてなんといっても、この曲の決め手となっているのは岡村靖幸の存在感ですよね。他にはない彼独特の味を出してくれています。一度この魅力に取り憑かれてしまうと、なかなか抜け出すのは難しいのではないでしょうか。

“そうさ住所 一緒んとこにしよう”という台詞も、「結婚」という形に拘らない現代における多様な愛の形をも肯定した、時代に合ったLOVEフレーズのように思いました。こういう歌詞が自然と書けちゃうところも、岡村靖幸の魅力のひとつなのでしょう。

住所 

ところで、KICKが昨年出したアルバム【KICK!】を聴いたときにも感じたのですが、最近のKICKは“衣食住”に関するリリックが多くなりましたよね。今回なんてまるごと“住”に関する曲ですし。人間、年齢を重ねていくと余計なものがそぎ落とされ、必要最小限のものたちへの想いに収斂されていくのかな、なんてことも想像しながら聴いていました。

また、これもベテランならではなのでしょうが、最近の彼らの作品からは“下心”というものを感じません。インタビューでKREVA自身も語っていましたが、本当に“無欲”に、ただただ良い音楽をつくろうとしているように感じられます。

特にKICKとしての活動では「皆が喜ぶことをしよう」という意思を強く感じますよね。“国民的ユニット”という期待される立ち位置を全うし、音楽業界に、日本全土に、ポジティブな影響を及ぼそうという姿勢が見受けられます。

ただ、ファンとしてはまだ少しだけ下心があって、発売された際にはMステなどに出て話題になってくれないかなぁ、なんて思ってしまいます。こんなにも良い曲なのですから、是非ともたくさんの人に聴いてもらいたいですよね。

さて曲の話に戻ると、終盤の「インザハウス」の流れも実にKICKらしくて好きです。楽曲テーマに合わせつつ、自然な形でHIPHOPワードを浸透させ、LIVEでの大合唱を作り上げようとする狙いが感じられます。心なしかPete Rock & C.L. Smooth【In The House】に寄せているように聴こえるのは、私が大好きな彼らの間に共通項を見つけようとしているからなのでしょうか。

【In The House/Pete Rock & C.L. Smooth】


さて、今回はKICK THE CAN CREWの約15年ぶりのシングル曲【住所 feat. 岡村靖幸】について書かせてもらいました。なんども見返していますが、小技の効いたMVも素敵ですよね。

本シングルの発売は8月29日。カップリングの【Keep It Up(キピラ)】も聴くのが楽しみです。今年の夏は、この心地よい音楽に最後まで身を委ね、楽しく過ごしていきたいなと思います。

それでは今回はこのへんで。



関連記事
最終更新日2018-08-16
Posted by

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply

ブログパーツ