Pto6(ぴーとろっく)

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どうもPto6(ぴーとろっく)です。

今回は、先日突如リリースされた新作をきっかけに、久しぶりに聴き返していた作品について書きたいと思います。Eminemの2ndアルバム【The Marshall Mathers LP】です。

このアルバムは私が中高生の頃、それこそ擦り切れるくらいに聴いていた作品でした。これまでにEminemの作品はそのほとんどを聴いてきましたが、未だにこの作品が私にとってのNo.1です。

【The Marshall Mathers LP】
The Marshall Mathers LP 

<収録曲>
1.Public Service Announcement 2000
2.Kill You
3.Stan(feat.Dido)
4.Paul skit
5.Who Knew
6.Steve Berman
7.The Way I Am
8.The Real Slim Shady
9.Remember Me?(feat.RBX and Sticky Fingaz)
10.I'm Back
11.Marshall Mathers
12.Ken Kaniff skit
13.Drug Ballad
14.Amityville(feat.Bizarre from D-12)
15.Bitch Please II(feat.Dr. Dre, Snoop Dogg, Xzibit and Nate Dogg)
16.Kim
17.Under The Influence(feat.D-12)
18.Criminal


聴き返していると、どうしても聴いていた青春時代の思い出が蘇り、それだけでこのアルバムが特別なものに思えてきます。しかし、それを抜きにして捉えてみても(なかなか簡単にはできないのですが)、このアルバムが素晴らしい作品だということは疑いのないことでしょう。

事実、本アルバムは発売された2000年度のグラミー賞を受賞し、売り上げ数も1700万枚以上、ローリング・ストーン誌のオールタイム・ベストアルバムにもランクインするなど、実績や評価という面で見ても輝かしい結果を残しています。

彼の初期作品においては、1st【The Slim Shady LP】では内に秘めた別人格の名前が、2nd【The Marshall Mathers LP】では本名が、3rd【The Eminem Show】ではステージネームが、それぞれにタイトルとして冠されています。

私はそれらを三部作として捉えたレビューを、昔どこで読んだ記憶があります。もしそれらの作品が本当にそれぞれの人格を表しているのだとしたら、実に興味深いですよね。そのように捉えてそれぞれを聴き比べてみると、なんとなくわかるような気もしてきます。

既に周知のとおり、リリックについては攻撃的下品なもの言いが多く、物議裁判事を数多く引き起こしてきたEminemですが、幸い(?)英語を自由に聴き取れない私からすると、内容に対して不快な思いを抱くこともありません。ただ単純なる音として、そのライムの巧みさフローの心地よさだけが耳を満たしてくれます。

私は当時、まだ海外HIPHOPを聴き始めたばかりの頃だったので、英語ラップのイメージは完全にEminemによって形成されました。歌詞カード片手になぞり聴きしたこともありますが、その華麗なる韻の踏み方には感動すら覚えた記憶があります。本作においても収録曲【The Way I Am】などは、一聴しただけでもその凄みを堪能することができますよね。

【The Way I Am】


また本アルバムで最も代表的な曲といえば【Stan】でしょう。グラミー授賞式でも披露され、映画の主題歌にもなった楽曲です。熱狂的なファン(Stan)とEminem本人との手紙のやりとりがリリックとなっており、そのストーリーをしっかりと味わう為、少年時代、何度も日本語訳を読んだものでした。ちなみに2013年に発売された【The Marshall Mathers LP 2】の中には【Bad Guy】という本曲の続編曲もあります。

フックはDidoという女性歌手の楽曲【Thank You】がサンプリングされているとのことですが、原曲を知らなかったため当時はフィーチャリングだとばかり思っていました。また中高生の頃、実はこのメロウな曲調があまり好きではなかったのですが(もっとアップテンポな曲を好んでいました)、歳をとった今改めて聴いてみると、懐かしさも相まって、そのメロディがしんみりと心に響きます。

【Stan】


代表曲といえば【The Real Slim Shady】も忘れてはなりません。道化的なメロディ挑発的なラップ、それでいてスキルは極上で、リリックは攻撃的ユーモラス。まさにEminemというラッパーを象徴するかのような楽曲です。

彼はラップにおける抑揚の付け方が見事ですよね。バイブスを意のままにラップに落とし込む技術がピカイチだと思います。また中高生のときには、このキャッチーなフックを意気揚々と歌っていたものです。日本人の私がそうだったのですから、当時のアメリカのキッズたちは尚更なのでしょう。この“わかりやすさ”という点も、間違いなくEminemの武器のひとつだと思います。

【The Real Slim Shady】


あとはイントロ後にさっそうと心を掴まれる【Kill You】も未だに好きな曲です。他ではビートが癖になる【Who Knew】、フックにおけるコーラスとの絡みが堪らない【Drug Ballad】Snoop Doggら豪華共演陣による【Bitch Please II】等々、好きな曲を挙げだしたら本当にキリがありません。

アルバム・プロデューサーはEminemを見出した張本人でもあるDr.Dre。彼のトラックについては、私はこの頃のサウンドが一番好きかもしれません。ヘッドフォンや大型スピーカーでこのアルバムを流していると、その低音のあまりの心地よさに、自然と身体が動き出してしまいます。

*****

さて、今回はEminemの懐かしのアルバム【The Marshall Mathers LP】について書かせてもらいました。が、本作については単なる思い出話若かりし頃の感想に終始してしまいましたね。

しかし、今更このアルバムについて解説じみたことを書いても仕方がないでしょう。一緒になって本作を懐かしんでくださる方が一人でもいらっしゃれば、私がこの記事を書いた意味は十二分に全うされます。(自分の思い出が書けただけでも既に十分)

先日リリースされた最新アルバムも、今いろんな意味で話題になっていますが、相変わらずそのラップスキルは圧倒的で、聴いていて思わず笑ってしまったほどでした。そちらについても、またいろんな方々の感想を拝読しながら、じっくりと堪能していきたいなと思っています。

それでは、今回はこのへんで。





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最終更新日2019-01-12
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