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動画を投下⑦(Shock by KEN THE 390、SKY-HI、KREVA、Mummy-D)

どうも、Pto6(ぴーとろっく)です。

今回は、3日前にアップされた動画をご紹介します。以前紹介した新曲も発売されたばかりの<KEN THE 390>に関する動画です。新曲ももちろん購入し聴いていますが、この動画も熱いですね。

【KEN THE 390の新曲】についての記事はこちら

【Shock by KEN THE 390 feat. SKY-HI、KREVA、Mummy-D】


絶賛発売中の【#ケンザワンマン2014】からのライブ映像です。楽曲が発売されたときも想いましたが、改めてすごいメンツですよね

今をときめく若手のエースから、衰えを知らないベテランまで、現在の日本におけるメジャーHIPHOPシーンの各年代代表集結といった感じです。

せっかくなのでそれぞれを紹介しましょう。


<KEN THE 390>
30代前半代表。本楽曲作成にあたる首謀者です。最近の精力的な活動は目に見張るものがあり、今や誰もが無視できない存在になってきました。それにしてもこれだけのメンツを集められるのは改めて凄い人脈です。

今回の呼んだ3名の作品にはKEN THE 390もかつて何度も客演としても参加していますし、ライブにも積極的に参戦していました。そうやってこれだけの人間関係を築いたのですね。ワンマンライブにもしっかり全員来てくれるところに、彼らの絆とKEN THE 390の人望の厚さを感じます

そんな絶好調な彼に妬み嫉みをもつものもいるかもしれませんが、彼にとってはそれも想定内。それすらもポジティブにとらえているのが、この曲のサラリと放つこんなラインに表れています。

“冷やかしやヘイトは売れてきた証拠”

敵を増やすと同時に、その何倍もの仲間を作って突き進むドリームボーイ。彼は頭もいいし行動力もあるので今後もどんどんその活躍の場と仲間を広げていけるような気がします。


<SKY-HI>
20代代表。エイベックス所属グループ<AAA(トリプルエー)>との掛け持ちという異色ラッパー。しかしアイドル出身とは思えない確かなスキルでMCバトル等にも参加しており、アンダーグラウンドのラッパーからも支持を受けているスーパーな存在です。AAAとしてデビューするずっと前から生粋のHIPHOPキッズだったらしいので、そこらへんの“なんちゃってラッパー”と一緒にしてはいけませんね。

私も【JACKIN' 4 BEATS 2010】をYouTubeにアップして話題になったくらいから興味をもち、【SKY-HI presents FLOATIN' LAB】を購入し一気にファンになりました。ちなみに同作品のDVDも持っています。

最近の“エイベックス系路線”は個人的には少し残念ですが、そのスキルに疑いはありません。AAAで培った人気と経験をフルに活用し、HIPHOP界でも旋風を巻き起こしている彼は、自身も歌っていましたがまさに“強くてニューゲーム”状態です。正直ズルいですね。笑

さて、本楽曲での彼の見せ場は、この早口バースでしょう。

“狡猾かつグローバルまた軽々なる勝者
君の切り札すら軽く切って捨てるジョーカー


こんな嫌味なまでにキザなバースを吐いてもなぜか憎めないのは彼の魅力によるところでしょう。


<KREVA>
30代後半代表。この動画のような格好は久しぶりにみた気がします。この歳になってもこの格好が似合っていてカッコいいのが凄いですね。

彼の客演時のリリックは、いつも面白くて好きです。客演の際(特に自分より後輩からのオファーの場合)に手を抜くアーティストもいると思いますが、彼は客演時ほど意識して高いクオリティを出そうとしている気がします。AKLOとの客演曲なんかもいい例ですね。複数人のマイクリレーでも、必ず他のラッパーとの違いを感じさせるラインを吐いています。

そんなKREVAのこの楽曲でのパンチラインはこちらでしょう。

“どこ引いても「俺行き」あみだくじ”

たしかに仰るとおり、今や日本ヒップホップシーンにおいて、どこから、誰から辿っていっても彼に辿り着く気がします。それほどまでにこの業界で幅をきかせている絶対的な存在ですね。


<Mummy-D>
40代代表。日本ヒップホップ界のレジェンドでありながら、現在も第一線で活躍し進化を続ける恐るべし存在ですね。

ベテランだからこそできる、マイクリレーにおける遊び心満載の小節の使い方がニクいですね。以前紹介した他のKEN THE 390のマイクリレー楽曲における<サイプレス上野>もそんな感じでした。“最年長ならではの味の出し方”ですね。

【Chase by KEN THE 390】の紹介記事はこちら

マイクリレーの最後ということで順番もあるでしょうが、完全に他のMCたちを食ってしまっています。聴き終わった後に残る印象はMummy-D一色になっている人もいるのではないでしょうか。まさに「Shock」ですね。

“ベロに衣着せずに一言で言えば「Shoooock」!”

小難しいライムやラインなんかを使わなくても、こんな風にインパクトを残すやり方もあるのだと言わんばかりのバースです。「~じゃなきゃヒップホップじゃねぇ」とか、「テクニックが~」とか、くだらないヒップホップの定義や、小難しいだけの小手先論が蔓延る現代のヒップホップシーンへの警鐘かもしれません。

shock

私ももしかしたらエセ評論家気取りになってしまってるかもしれませんが、あくまでも自分の感想を書かせてもらってるだけなのでどうか許してください。笑

Dさんに許しを請いたところで、今回はこのへんで。




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