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日本語ラップ・MCバトルの“今”を語るブログ

動画を投下⑨(戦極MCBATTLE11章 KOPERU vs ふぁんく/Rude-α vs KZ)

どうもPto6(ぴーとろっく)です。

今回は、昨日アップされたばかりのMCバトルに関する動画をご紹介します。

呂布カルマの優勝で大盛況だった【第12章】の興奮も冷めやらない【戦極MCBATTLE】から、今年2月に行われた【第11章 -関西無双編-】のベストバウト動画がアップされたのです。

11

DVD発売前の恒例となっていますが、毎回ベストバウト試合をいくつか事前に見れるのは嬉しいですね。DVD発売前にフルの試合を何本もアップするということは、DVDの内容に自信があるからできることでしょう。

昨日6試合分のベストバウト動画がアップされていますが、そのうち今回は2試合をピックアップしたいと思います。

【KOPERUvsふぁんく】


“ブンブンバァ!ブンブンバァ!ふぁんくがもつのは数分間!”

この試合、まずはなんといっても<KOPERU>でしょう。試合後、主催者である<MC正社員>と司会の<八文字>も語っていますが「過去最高のKOPERU」がでた試合だと思います。

コッペパン、DREAM BOYS、ソロにおける彼の音源を聴いてきましたが、確かに思い返せばKOPERUが最も輝くのは今回のようなアップテンポなビートの上に自在なフロウを用いた高速ラップを乗せた時だったように思います。

【KOPERUの高速ラップが冴える楽曲 “Crazy” by DREAM BOYS】


そんなKOPERUに相性抜群のビートをチョイスしたのは、UMB本戦に唯一MCとしてもDJとしても出場経験のある<peko>です。UMB2014でもDJとして参加していましたが、その時から彼がチョイスするバトルビートは完全に私のツボです。

やはり、自身もMCであるからゆえのビートチョイスなのでしょう。昨日のTwitterでpeko自身もこう語っていました。
ぺ
そして「ラッパーとしてもバトルに出てるからMCがどういうのに乗りたいのか分かる」とも語っていました。今後も様々な大会でバトルDJとしての参加が増えるかもしれませんね。注目です。

また、この試合のビートについてネタバレもしていました。<Receptor>というアーティストの【Ass】という曲だそうです。ドラムンベースが特徴的なカッコイイビートですね。

【“Ass” by Receptor】


さて一方の<ふぁんく>についてもやはり無視できません。相変わらずのフロウとバイブスとライムとユーモアで会場を盛り上げています。なにより先行でこの高速ラップの流れを作ったのはふぁんくなのです。

また、早いビートに言葉が詰まったり噛んでしまうのが目立つふぁんくに対してKOPERUが2本目に繰り出した「ふぁんくがもつのは数分間」という痛烈なディスに対し、「バトルは3バースだけだぜ、だから数分間もてば充分じゃん!」という的確なアンサーは見事でした。

なにはともあれ、この大阪の実力者同士の対決は、ビートを完全に我がものとしたKOPERUに軍配があがりました。とても見応えがある名勝負でした!

【Rude-α vs KZ】


“コイツの出刃包丁かなんか知らんけど、全部デマ情報”

【第6回高校生RAP選手権】の準優勝者<Rude-α>と、先日の【戦極第12章】の準優勝者<KZ>による注目のバトルです。

第12章での活躍はダークホース的な扱いを受けていたKZでしたが、この試合を見ると彼が準優勝したのも頷けます。MC正社員が“笑顔で中指を立てるスタイル”とKZのことを表現していましたが、この試合でも完全にそのスタイルで自身のペースに持っていっています。

相手の嫌なとこ揚げ足取りまくり、痛いとこを突きまくり、笑顔で毒吐きまくりです。対戦相手にしてみれば本当に嫌な相手でしょう。さらには梅田サイファーで培ったフリースタイルの基礎スキルと体力も兼ね備えています。これは強いはずです。

対するRude-αも、自ら先行をとり、冒頭から自身のリズムをとりに行ったのですが結果としてKZに飲み込まれてしまいました。しかし、私は高校生ラップ選手権の時よりも彼がパワーアップしているように感じました。

KZが指摘するようにネタのようなライムもあるのですが、しっかりと対話ができているし、“琉球ファンク”特有の独特なフロウに更に磨きがかかっています。最近の大会では<MC☆ニガリ>や<言xTHEANSWER>の陰に隠れがちだった彼ですが、今後の更なる飛躍に期待したいと思います。


今回紹介した11章といい、先日の12章といい、【戦極MCBATTLE】は今最も熱いMCバトル大会と言ってもいいかもしれません。

【UMB】が鎖とLibraの間で揺れている中、その双方ともうまくタッグして、コンスタントに話題の大会を開催している戦極の主催者<MC正社員>は本当にやりくり上手だと思います。なにより誰よりもMCバトルを愛しているからこそできるのでしょう。【UMB】がトップに君臨しているMCバトル界の勢力図が、【戦極】によって塗り替えられる日も近いような気もしてしまいます。

また、有名になった後もコンスタントにMCバトルに出場している<KEN THE 390>にも個人的にはリスペクトを送りたいと思いました。名が売れてアーティスト活動も盛んな中で、あえてアウェーの環境に乗り込みベスト4までかっさらった彼は、本当にカッコイイと思います。

そんなKEN THE 390のバトルも含む11章のベストバウト試合は他にもアップされています。ここで紹介をした以外の試合についても是非チェックしてみてください。

なにはともあれ、今後も【戦極】をはじめMCバトルが盛り上がることを期待しています。そんな本日6/20も【SCHOOL OF RAP】が開催、明後日6/21には【THE罵倒2015第二戦】が開催されます。どちらの大会も優勝者には鎖UMB本戦への切符が渡されます。果たして誰が勝ち取るのか、大注目ですね!

では、今回はこのへんで。

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2 Comments

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2015/06/26 (Fri) 19:39 | EDIT | REPLY |   

Pto6  

相互リンク貼らせていただきました

> いつも拝見さしていただいてます!
> よろしければ、相互リンクお願いします。

読んで頂きありがとうございます!光栄です。
喜んで相互リンクを貼らせていただきます^^
これからもよろしくお願いします。

2015/06/26 (Fri) 20:24 | EDIT | REPLY |   

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