HIPHOPの必須トーク

日本語ラップ・MCバトルの“今”を語るブログ

動画を投下⑭(お嫁においで2015 by 加山雄三 feat. PUNPEE )

どうもPto6(ぴーとろっく)です。

今回は、3日前に発表された楽曲について書きたいと思います。<加山雄三>の世代を超える名曲【お嫁においで】を、今最も勢いに乗るヒップホップアーティスト<PUNPEE>がRemixした楽曲【お嫁においで 2015 feat. PUNPEE】です。

これが、とてもいい仕上がりなのです。是非聴いてみてください。

【お嫁においで2015 feat. PUNPEE】


“何気ない日々に小さな幸せを見つけるのが怖いんだ”

なんて心地よいRemixでしょう。原曲の持つ魅力はそのままに、絶妙なトラックメイクと等身大のラップで、見事に現代の空気感を取り入れています。まさに過去の名曲に息吹を吹き込み現代にフレッシュに蘇らせたRemixだと思います。(もちろん【お嫁においで】は不朽の名曲ですので、いつまでも色あせない楽曲なのですが。)

Remixにあたっては、原曲に加え、HIPHOPにおける定番のブレイクビーツである、<THE HONEY DRIPPERS>の楽曲【Impeach The President】のドラム音をサンプリングして使っています。他のヒップホップ楽曲でも多くサンプリングされているビートなので、どこかで聞き覚えがあるビートだと思います。PUNPEE曰く「使うならこのタイミングしか無いと思った」ということですが、たしかに原曲が持つ古き良き時代の空気感と絶妙にマッチしていますね。

【Impeach The President by THE HONEY DRIPPERS】


さて、トラックメイク・Remixの技も流石と言える出来なのですが、私はこの楽曲を聴いて改めてPUNPEEのラップの魅力を再確認しました。脱力感があるフローと、ひねくれたリリックに、PUNPEEの不思議な魅力溢れる人間性が反映されており、くせになって何度も何度も繰り返し聴きたくなってしまいます。

PUNPEEのラップは、アクセントの置く位置の変化、ブレスの入れ方・抜き方、音の強弱の使い分け等で心地よい独特のリズムをつくるのが特徴的で、それが自身でつくったトラックのリズムと相まって絶妙な相乗効果を生んでいます。そういった細かなラップの歌い分けからも天才的な音楽センスを感じることができますね。本当にいつも聴いていて心地いい音楽を提供してくれます。

そしてなんといっても、この曲を聴いて改めて強く気付かされること。それは、やはり<加山雄三>というアーティストの持つ魅力、そして【お嫁においで】という名曲の持つ魅力だと思います。“いつの時代に聴いても良い音楽は良い”そんな当たり前なことを改めて感じさせてくれて、音楽を愛する者のひとりとして幸せを噛みしめることができる、そんな音楽の力を再認識させてくれる素敵な楽曲だと思います。

最後になりますが、是非改めて原曲の方もお楽しみください。

【お嫁においで by 加山雄三】


“もしもこの舟で君の幸せ見つけたら すぐに帰るから僕のお嫁においで”

加山雄三

本当に音楽って素晴らしいですよね。これからも時代を超える名曲がたくさん生まれることを期待しています。

では、今回はこのへんで。



関連記事

0 Comments

Leave a comment

ブログパーツ