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動画を投下⑱(フリースタイルダンジョン #6)

どうもPto6(ぴーとろっく)です。

今回は、昨夜放送されたばかりの【フリースタイルダンジョン】第6回放送について(ただの)感想を書きたいと思います。今回は過去最高と言っていいほど面白い回でした。

また、番組的にも前回からREC2に入ったということもあり、REC1(第1回~第4回)からの改善点、これまでのチャレンジャー、モンスター達の戦績などについてもまとめてみることにしましょう。

それでは、まずは“神回”との声もあがっている第6回の動画をどうぞ。

【フリースタイルダンジョン#6】


【REC1からREC2での改善点】
・賞金設定が変更(最高額50万円→100万円)
・ビートの音量が下がりMCの声が明瞭に
・審査員のジャッジがボタン式となり迅速に
・ライブMCに席を設けコメントも有り
・チャレンジャーに全ターン先攻後攻の選択権
・モンスター登場時の(ダサい)のぼり旗撤廃


【チャレンジャー(第1~6回)】
Dragon One【T:○、サ:×】
LEON a.k.a.獅子【サ:×】
SALVADOR【漢:○、T:×】
KOPERU【T:×】
HELL BELL【サ:×】
Kiss Shot【漢:×】
CHICO CARLITO【サ:○、T:○、漢:○、R:×】


【モンスター戦績(第1~6回)】
T-PABLOW:4戦2勝2敗
サイプレス上野:4戦3勝1敗
MC漢 a.k.a.GAMI:3戦1勝2敗
R-指定:1戦1勝0敗
般若:0戦0勝0敗


【ゲストLIVE(第1~6回)】
第1回:AKLO
第2回:KOWICHI
第3回:EGO
第4回:KGE THE SHADOWMEN
第5回:Y'S
第6回:YOUNG HASTLE


【今回(第6回)放送の感想】
フリダンR

今回はなんといってもR-指定の初登場というのが番組の焦点でした。UMB2014で優勝して以来、現在に至るまでの1年弱の間、キングR-指定のバトルを私たちは見ることができませんでした(バトルでなくフリースタイルなら至る所で見ることができましたが)。それがついに今回、解禁されたのです。

久しぶりのバトルで、しかも相手は絶好調の<CHICO CARLITO>ということで、もしかしたらあっさり負けるなんてこともあるのでは、という予想もあった中でしたが、ふたを開ければいつもの化け物っぷりを遺憾なく発揮してくれました。まるで久しぶりのバトルを楽しむかのような余裕すらも伺わせ、完璧といえる程の鮮やかなバトルを我々に見せつけてくれました。王者R-指定に衰え無しです。

せっかくなので、バトルの天才R-指定のありがたき2バースを改めてみてみましょう。

4連覇に高まってるぜ
でもそのロン毛は絡まってるぜ
空回ってるスキルは要らねえ
正解不正解そんなもんは知らねえ
こいつを倒せば前人未到
よく頑張った感動した
前自民党総裁まるで小泉

こいつぶっ壊し出すぜ懲りずにトップに

詰まっちゃって立ち往生
俺ならマイクロフォンの末期症状でも
気づけば後ろにチャンピオンロード
まるでロードトラブル(虎舞竜)起こすか
高橋三船のような関係
ヒビが入る
より日々ライムするぜ
今見せるぜこのKick it
まるでお前俺が出てきた事が危機


コメントした審査員たちも大絶賛していたとおり、大人気ないほど高いクオリティの内容です。相手のライムを拾い違う言葉で踏み返すのは当たり前、豊富なボキャブラリーから会話を発展させ、ユーモアあふれるウィットに富むライムで完全に観客と審査員をロックしていました。

なかでも赤字にした部分は、フリースタイルダンジョンについての前回記事を書いた際にもR-指定に対して期待していると書いていたお得意の時事ネタラインです。MCバトルやヒップホップを知らない一般の人でもわかるこうしたラインは、フリースタイルの面白さ・凄さを一番わかりやすく伝えることができるのではないかと私は思っています。今後もこういったラインがどんどん出てくることに期待したいですね。

【フリースタイルダンジョン#1】の記事はこちら

また、R-指定に敗れたものの、前回からのCHICO CARLITOの大躍進についてもやはり語らなければならないでしょう。T-PABLOW、サイプレス上野、漢a.k.a.GAMIという錚錚たるモンスターをすべてクリティカルヒットで倒し、前人未到の4thバトルまでたどり着いた彼は、その戦績だけではなく、内容をみてもこれまでのチャレンジャーの中では最強だったのではないかと思います。

琉球仕込みの独特なリズムを感じさせる彼の自在なフローは、どんなビートにもすぐに対応し、音源顔負けの完成度で乗りこなします。また、バトルとしてみてもアンサー力に秀でており、相手の言葉を巧みに・的確に打ち返していたのが印象的でした。

ライミングも申し分なく、MCとしてのキャラクターも立っていて、も魅力的となると、これはなんと総合力の高いMCでしょうか。最近、戦極MCバトルや罵倒等での活躍を通して、次世代を担うMCのひとりとして度々名前が挙がっていたCHICOですが、これを機に更にブレイクしそうですね。本当に今後が楽しみなMCです。

また、彼の場合はバトルだけでなく、きっと音源にも注目が集まることでしょう。バトルであれだけのビートアプローチができるのに音源では無理、なんてことはあるはずがありません。それどころか、従来はきっと音源でこそ輝くタイプのラッパーといってもいいくらいです。バトルの彼しか知らない方は、これを機に是非チェックしてみてください。

【C.H.I.C.O.】


さて、今回もフリースタイルダンジョンを観た(ただの)感想と、これまでの簡単な振り返りを行いました。挑戦者もどんどん強力になってきているので、これから更なる盛り上がりが期待できそうですね。来週以降も楽しみです。

では今回はこのへんで。

【フリースタイルダンジョン#9】の記事はこちら




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6 Comments

ピーチ  

なんですかこのliveは・・・
こういうゲストやライブ曲の選び方についてどうおもいます?

2015/11/06 (Fri) 09:39 | EDIT | REPLY |   

Pto6  

Re: タイトルなし

> なんですかこのliveは・・・
> こういうゲストやライブ曲の選び方についてどうおもいます?

コメントありがとうございます。
正直な感想としては、やっぱりテレビなのでビジネスとしての力が働くのはしょうがないよなって感じです。
企画協力がAmebaですし、オーガナイザーは自身のレーベルをもっているZEEBRAですからね。HIPHOPシーン全体のこともそうですが、やはり自分たちに利益のある売出し中のアーティストをプッシュするのは致し方ないかなと理解しています。

でも、やはりもっと幅の広い、往年のHIPHOPファンも唸るようなアーティストにも登場して欲しいですよね。KOHHが売れたことにより、その系統のアーティストに今勢いがあることも事実ですが、せっかくの数少ないHIPHOP番組なので皆が望むような熱いLIVEを期待したいです^^

きっと番組宛てにも似たような要望が多数届いてるのではないかと勝手に想像してますので、そろそろ番組的にもテコ入れをしてくる可能性もあるかもしれませんよ!その点についても楽しみにしておきましょう^^

2015/11/06 (Fri) 19:21 | EDIT | REPLY |   

-  

度々コメントしている者です。
正式には3月14か15日に新潟の若手ラッパー4人と連戦でバトルしてるんですけどね(笑)

それとよく頑張った感動した=小泉純一郎の貴乃花に送った言葉だと一般の人が瞬時にわかるのかは甚だ疑問ですね。。
ただ、上記含めてスキルには全くの文句のつけようはありませんでしたがww

これからの挑戦者として、考えられそうなのはSIMON JAPはどうでしょうか?
引退はしましたし、若手とは少し言い難いですが、般若やR-指定等もTV出演ならと出ていますし。決して、DOTAMAや晋平太クラスの実力は持っておらず、かと言って、中クラスよりは実力者なので、いい感じで2、3人のモンスターは倒せそうです。しかもZEEBRAとも繋がりがあって、顔も悪くなく、ライミング重視のタイプなので、視聴者にもわかりやすく、ウケがいいと思いました。
長文申し訳ありません。

2015/11/07 (Sat) 09:40 | EDIT | REPLY |   

Pto6  

Re: タイトルなし

> 度々コメントしている者です。
> 正式には3月14か15日に新潟の若手ラッパー4人と連戦でバトルしてるんですけどね(笑)

知りませんでした!そうなんですね^^

> それとよく頑張った感動した=小泉純一郎の貴乃花に送った言葉だと一般の人が瞬時にわかるのかは甚だ疑問ですね。。
> ただ、上記含めてスキルには全くの文句のつけようはありませんでしたがww

このラインについては一般の人どうこうというよりも、HIPHOP知識の有無に関係なしに、この発言を知っている人なら面白さがわかるということが言いたかったのです。逆にHIPHOP好きでもこの発言を知らなければ面白さがわからないものだと思うので。例えばHIPHOPスラングや、往年のラッパーのリリックの引用なんかよりは、間違いなく一般人が楽しめる可能性が高いと思います。

> これからの挑戦者として、考えられそうなのはSIMON JAPはどうでしょうか?
> 引退はしましたし、若手とは少し言い難いですが、般若やR-指定等もTV出演ならと出ていますし。決して、DOTAMAや晋平太クラスの実力は持っておらず、かと言って、中クラスよりは実力者なので、いい感じで2、3人のモンスターは倒せそうです。しかもZEEBRAとも繋がりがあって、顔も悪くなく、ライミング重視のタイプなので、視聴者にもわかりやすく、ウケがいいと思いました。
> 長文申し訳ありません。

もし実現したらとても面白そうですね^^
仰るとおり引退したことと年齢を考えれば、可能性はかなり低いように思いますが、ご提案いただいているようにTVショーとしても映える配役な気がします。チャレンジャーは漠然と“若手MC”と制限されていますが、何歳くらいまで出場可能なんでしょうね。平成生まれくらいまでなのでしょうか。制限無しで色んなMCが出れたら面白そうなんですけどねぇ。

2015/11/07 (Sat) 22:55 | EDIT | REPLY |   

IDECCHI7  

∀・)いや~これ凄かったですね。何度も鑑賞してたりしてます。やっぱ彼は天才の中の天才ですなw

2015/11/09 (Mon) 12:01 | EDIT | REPLY |   

Pto6  

Re: タイトルなし

> ∀・)いや~これ凄かったですね。何度も鑑賞してたりしてます。やっぱ彼は天才の中の天才ですなw

IDECCHI7 さん
コメントありがとうございます^^
やっぱRは別格ですよね。改めて彼のバトルが大好きだってことに気付かされました。私も何回も見てます!笑
来週からも、彼のバトルがたくさん見られることを楽しみにしましょう^^

2015/11/09 (Mon) 19:45 | EDIT | REPLY |   

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